- こて
- I
こて【小手】(1)手先。 腕先。(2)手首と肘(ヒジ)との間。~が利(キ)・くちょっとしたことに器用である。~を翳(カザ)・す手を目の上にあげる。 遠くを眺めたり, 光をさえぎる動作にいう。II
「~・してながめる」
こて【籠手・小手】(1)(ア)剣道の防具の一。 指先から肘下(ヒジシタ)までを覆うもの。 (イ)剣道で, 決まり手の一。 手首のあたりを打つもの。(2)小具足の一。 肩先から腕を防御するもの。 布製の家地(イエジ)で袋を作り, 鎖や金具を綴(ト)じつける。 手覆(タオオ)い。 手蓋(テガイ)。(3)「弓籠手(ユゴテ)」に同じ。IIIこて【鏝】(1)セメント・漆喰(シツクイ)などを塗ったり, 平らにならしたりする道具。 金篦(カナベラ)。(2)はんだ付けや鋳掛(イカ)けなどに用いる焼きごて。(3)髪の毛にウェーブをかけるための鋏(ハサミ)状の道具。 熱して用いる。(4)裁縫用具の一。 アイロンの一。 縫い代(シロ)を整えたり, 印を付けたりするのに用いる。(5)小形のシャベル。「移植~」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.